2019年08月03日

Piemonte

6月の旅の記憶を、もう少し留めておきたい。

ピッティ・イマジネ・ウオモ、フィレンツェでの展示会の後には

喧騒のフィレンツェを後に初期キリスト教美術、

ビザンチン様式のモザイクの美しいラヴェンナに行ったことは書きました。

 

その後店主はフェッラーラ、パドヴァとイタリア北東部、
中世からの壮麗な都市国家を巡り、ミラノ経由でピエモンテ州に入りました。

 

ピエモンテは観光ではあまり馴染みのない北西の州。

でも毛織物産業のビエッラ（ここでお仕事）自動車産業のトリノは有名です。

 

グルメの方には白トリュフのアルバ、ワインならバローロ、
バルバレスコ、アスティ……凄いですよね💦

 

要するにブランディングに長けた外貨を稼ぐ州、
生活が豊かな人たちの暮らす州。

 

景色は信州のようで、北にはアルプスが見える田園風景、

のどかな米どころ（だからリゾットはイタリア北部の料理）です。

かつての主都トリノはイタリアでは珍しい碁盤の目の街並み、
それはそれは大きな都会でした。

 

写真はPastiglie Leoneのミント味。
トリノのバルならどこにでもあるお菓子。

食後に口の中や胃の中がスッキリする自然派のフリスク？
でも1857年から、こちらのほうが歴史ある本物ですね（笑）

フィレンツェ、ローマ、ましてイタリア最南端の

シチリア島では見たことのないお菓子。

イタリアの魅力は地方文化の魅力。

だから何度訪れてもまだ足りない💦💦

他にも行きたい場所がたくさんあります。店主最大の悩みです（笑）